つまり、IoTと5Gの組み合わせで我々の生活はどう便利になるのか

 

超高速で通信の遅延が解消され、多数の人、モノなどが同時接続できて長距離通信が可能となる大容量の通信技術5G=第5世代の通信)になるのでIoTと5Gが組み合わさるとこれまでには想像がつかなかった新商品や新システムが生まれる可能性が強く、通信・家電メーカーなどは新アイデアにしのぎを削っているという。

ただ、コンピューターのネットワーク上の仮想空間に関する国際的ルールがまだ追いついていない。いわばコンピューターのネット上で自由に情報を流したり得たりすることができる仮想空間(サイバー空間)が存在しながら国際的ルールが未整備なため、その空間を利用した情報・金銭の搾取や破壊活動(サイバー攻撃)なども常時行なわれている。米国と中国のサイバー覇権の争いはその典型でもあるのだ。

(電気新聞 2019年5月24日)

image by: Shutterstock.com

嶌信彦この著者の記事一覧

ジャーナリスト。1942年生。慶応大学経済学部卒業後、毎日新聞社入社。大蔵省、日銀、財界、ワシントン特派員等を経て1987年からフリー。TBSテレビ「ブロードキャスター」「NEWS23」「朝ズバッ!」等のコメンテーター、BS-TBS「グローバル・ナビフロント」のキャスターを約15年務め、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」に27年間出演。現在は、TBSラジオ「嶌信彦 人生百景『志の人たち』」出演。近著にウズベキスタン抑留者のナボイ劇場建設秘話を描いたノンフィクション「伝説となった日本兵捕虜-ソ連四大劇場を建てた男たち-」を角川書店より発売。著書多数。NPO「日本ニュース時事能力検定協会」理事、NPO「日本ウズベキスタン協会」 会長。先進国サミットの取材は約30回に及ぶ。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」 』

【著者】 嶌信彦 【発行周期】 ほぼ 平日刊

print
いま読まれてます

  • つまり、IoTと5Gの組み合わせで我々の生活はどう便利になるのか
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け