時短料理は忙しい主婦の強い味方。多くの方が様々な時短テクニックを駆使していらっしゃることと思います。でも…、無意識にしている行動が、実は時短の妨げになっている可能性も。 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、便利な道具「トング」の導入をオススメしています。
汚さない道具
さて、本日はちょっと便利なもののお話。
朝や夕方、急いで料理をしているときに限って
- ああ、もう!!手が汚れてる!
ことってありますよね。調理の流れの中で、手が汚れていてこれを洗う手間が効率を押し下げているんですよ。一度数えてみてください。すごく手を洗っていますから( ̄∇ ̄)
なので、実は料理を速く作るためには、できるだけ
- 手を汚さない
ことなんです。これは実際に料理をしてみれば、すぐに分かりますよね。手が汚れてしまうと、まずその手を洗わないと、次の作業に移れないんです。ネギを切った手で、マグカップを持つと…
- ネギ臭コーヒー♪
になるからです( ̄∇ ̄)。いや、飲んだことがあるんですよ、ハハハ。
これは、調理全体の工程を考えて、順番を工夫すれば、つまりマグカップを出した後、ネギを切ればいいんですが、現実にはなかなかそう上手くは行かないんですよね。
そこで、順番ではなく、
- 道具を工夫する
んですよ。手を汚さないような道具を使うんです。
手が汚れる一番の理由は、食材を素手で触るからです。野菜でも香りの強いモノや粘るモノ、果汁などが出やすいモノなどは手が汚れますね。お肉とお魚は言うに及びません。なので、これらを出来るだけ道具を使って掴むんです。
こういうときに便利なのが
- トング
です。最近はトングの形状の研究が進み、とても使いやすいものが多くなりました。トングの先がスプーンのような、ヘラのような形をしていて、柔らかいものでも上手く掴めるんです。
そして、トングを買う時に、特にチェックして欲しいのが
- 大きさ
です。家族の人数にも依るのですが、
- 全長が20センチくらいの小さめのものを1本
- フツーくらいのものを1本
で2本備えましょう。
この小さめのものというのがポイントなんです。トングはなぜだか大きめのものが選ばれる傾向があるそうです。ところが、活躍するのは
- 小さめのもの
なんです。小さいので操作しやすく、掴みやすいんでしょう。
ちなみに我が家はトングマニア( ̄∇ ̄)先の細いものも含めて4本くらいあります。
- でも、それだとトングを洗わなくちゃならないんじゃ?
と思われました?うん、それがそうでもないんです。トングが複数本あって、しかもまだあなたの
- 手がある( ̄∇ ̄)
んですよ。これだけあると、トングが汚れても次には手を使えばイイので、トングをいちいち洗う必要はないんです。ま、たくさん料理を作るご家庭では、どうしても洗う瞬間が出て来るでしょうが、それでも
- トングのおかげで手を洗う手間がかなり省けた
のですから、それでOKなんじゃないでしょうか。
ちなみにトング以外では
- キッチンバサミ
- キッチン用ペーパータオル
などもガンガン使うとイイです。
気がつきにくいけど、効率を押し下げる作業を省いて。結構料理のスピードが上がりますよ。
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