「不調の兆し」を早く捉えて大病予防。鍼灸師が勧める生活習慣

 

ぼくは毎日ではないのですが、ご近所の陸上トラックのある公園で、30分ほど歩くようにしています。トラックの周りを5周ほど歩くと、だいたい30分。30分歩くのに、軽く歩けているか、汗のかき方はどうか、スピードやフォームはどうかなどを前日と比較しながら、その日の体調を推し量ります。 就寝前には、風呂上りに軽い運動を心がけます。足腰の屈伸やストレッチをすることで、1日どのくらい負荷がカラダや精神にかかっているかが、こうした何気ない毎日の習慣を比較し続けることでよくわかります。

大切なのはトレーニングしてカラダをビルドアップすることではなく、最低限の体調管理とパフォーマンスが維持できているかを確認するカラダの基準を設けることです。 ちなみに、ぼくは長らく太極拳をやってきましたが、じつは太極拳にこだわりを持ち続けることで、カラダの可能性をスポイルしていることに気がつきました。 カラダの基準を確認する運動は、飽きたら変えたらよいです。ただし、変えたらしばらくは続けることが必要。運動習慣を変えてしばらくはカラダが不慣れです。慣れるまでは続けてみる

こんなことを繰り返していくことが、健康的なココロとカラダを維持し続けるコツなんじゃないですかね。そして、最低限、カラダを動かす、ということは、飽きずに続けるようにしていきましょう。人は動物。動き続けることがそもそも健康を維持するためにはとても大切。

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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