全く使用したことがない人によく誤解されているようですが「5枚で1組」ではありませんのでご注意。1995年冬季以前は本当に「JR全線の普通列車の類が一日乗り放題の乗車券としての効力がある券片」を5枚セットにする形で売られていたんですが、現在は「乗車券としての効力がある券片」に「改札印を押印する箇所が5回分ある」「その時現在で最後となっている改札印欄(例えば2回既に使用して3回目の使用であれば3回目の改札印欄)に押印された改札印の日付なら翌日0時を過ぎて最初の駅(東京や大阪の電車特定区間では終電)まで有効となる」というものです。
※現在でも確かに「取扱説明書の券片」を足すと5枚になるんですがね。
何故この形式にしたかと言うと一説では「金券ショップでのばら売りを防止するため」だと言われてはいます…が…肝心のJR各社の見解は闇の中…なので「複数の人数で使用する場合」についてですが、
- 集合する駅が最寄り駅の人に青春18きっぷを持ってもらってそれ以外の人は各自で運賃を払って集合してその駅から利用する。解散時も集合した駅=解散する駅から自宅最寄り駅までの運賃を別途で払う
- 一番遠くからくる人が青春18きっぷを持って待っている人がいる駅に到着するたびに改札を出て合流して改札から入る、を繰り返す。解散時も改札から出て見送って改札から入る、を繰り返す
この二通りの解釈があります。だが1.の方法はともかく2.の方法だと(本数が多い区間ならそれでいいかも知れませんが)一回改札から出て乗っていた列車を見送ると次の列車まで1時間待ちという区間だったら何処で暇をつぶすか考える必要がありますね。
では、この辺で(^^)/~~~
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