獣医師が注意喚起。ひも状の物の誤飲は猫の命にかかわる危険性

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ペットを飼っていると遭遇する、さまざまなトラブルの対応策や予防法を獣医師の佐藤先生がわかりやすく教えてくれるメルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』。今回は、猫の誤飲・誤食について。事故が起こりやすい場所や誤飲しやすい物、誤飲による危険性を紹介し、注意を呼びかけます。

猫の誤飲・誤食について

体の小さい猫にとって「誤飲・誤食」は例え、少量であっても命の危機にかかわることが大きく考えられます。今回は、猫の異物誤飲について説明して行きたいと思います。

1)猫がしてしまう誤飲・誤食の種類とは?

まず「異物誤飲」が起こった場所を調べてみました。
 1位 床
 2位 キッチン
 3位 テーブルの上
上記のような結果となりました。ジャンプした時に届く範囲で起こっているのではないかと思います。

続いて「誤飲」してしまうものも調べてみました。
 1位 ひも・電気コード・糸・リボン
 2位 輪ゴムやヘアゴムなどのゴム製品
 3位 猫用のおもちゃ
というのが病院でも多く見受けられますね。

ではもし、これらを飲み込んでしまった時に飼い主さんは家庭で病院に行くまでにできることはないのでしょうか?

2)誤飲・誤食したらどうなるの?

猫は毛糸など、細長いひも状のものが好きです。しかし、それらを飲み込んでしまうと、腸管が締めつけられて腸が破ける危険があります。また、無理に取り出そうとすると口の中や食道、胃腸を傷つけたり、喉に詰まらせたりする恐れがあるので絶対にやめてください

誤飲しても、元気で動き回っているから問題ないという飼い主さんもいますが、放っておくと腸に詰まり、命にかかわる危険性がありますので、「異物誤飲」が疑われる場合は、すぐに動物病院で検査して下さい。

■まとめ

「異物誤飲」にならないようにまず、遊び終わったおもちゃは引き出しにしまいましょう。愛猫の手の届かない場所に置くことが大切です。

そして、キッチンなど、猫にとって魅力的かつ危険な物が多い場所には柵などを取りつけて入れないようにしよう。

image by: Shutterstock.com

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