「お前は寄生虫だ」パワハラ横行のかんぽ生命の呆れた実態

2019.12.19
by tututu
 

逃れられないかんぽ生命幹部の経営責任

「かんぽ不正販売 経営責任を曖昧にするな」との強いタイトルで厳しく批判したのは産経新聞。「異常なほど多い不適切販売の蔓延が物語るのは、当たり前の法令順守意識さえ失った組織の病理の根深さである。もっとも、より深刻なのは、不正に対する経営陣の感度の鈍さといえないか」とし、「ここまで厳しい状況に置かれているのだ。郵政グループの経営陣は、もはや責任を曖昧にしたままでは、この事態を乗り切ることができないと認識すべきである」と伝えています。

同じく読売新聞は「顧客本位の営業姿勢を徹底するには、一から出直す覚悟が必要だ」とし、「企業統治(ガバナンス)の欠如は明らかだ。抜本的に改善するには、早期に責任の所在をはっきりさせることが欠かせまい」「日本郵政は、全国で2万を超える郵便局網や国の支えを背景に国民の信頼を得てきた。それを裏切った責任は極めて重い」とこちらも辛辣な意見を述べています。

社説で「経営体制の刷新が急務」としたのは朝日新聞。「不正に関与した職員の責任も重いが、こうした状況を生み出し、放置していた管理職や経営陣の責任は、一層厳しく問われる必要がある」とし、その上で「今年6月末まで重大性を認識していなかったとの釈明を繰り返した現経営陣では、経営の立て直しと信頼回復の任に堪えないのは明らかだ。かんぽ問題を報道してきたNHKの取材手法について、『まるで暴力団』といった見方をするような人物が中枢にいるようでは、再建はおぼつかない」と論じています。

これまでまぐまぐニュースでも、かんぽ生命に対して様々な記事で取り上げてきました。
★「かんぽ生命が教えてくれた未来を破壊する『マネジメントの欠落』」(まぐまぐニュース19.8.25)
★「詫びる気ゼロ。NHKと猿芝居した日本郵政を牛耳る権力者の実名」(まぐまぐニュース19.10.11)

もちろん、かんぽ生命に厳しい目を向けているのはメディアだけではありません。ネット上ではより強い言葉で批判が集中しています。

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