やらなければいけないとは分かっていても、面倒でなかなか取り組む気になれない…、誰しもひとつやふたつ、そんなものを抱えているものです。しかしいつかはこなさなければいけない、というのも事実ですよね。耳が痛いという人も多いのではないでしょうか? そんな人たちのために朗報。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者で日本マイブレス協会代表理事の倉橋竜哉さんが、先送りにしがちなやらなければならないこと=タスクに手をつけやすくなる簡単な方法を紹介しています。
面倒くさいタスクは細かく分ける
試験前になると漫画を読み返していた倉橋竜哉です^^;
「2番目に面倒くさいことは、腰が軽くなる」と思ったのは、やることリストを眺めている時でして、例えば、試験前になると部屋の掃除をしたくなったり、買い物を頼まれると家での用事を済ませたくなったり、何か「大きな面倒くさいこと」が降りかかってくると、それまで一番めんどくさくて腰が重くて手がつけられなかったものが、2番手になると、急に手に付き始める、…そんな経験はないでしょうか?
特に自営業や、お勤めの役職が高い人に多いと思うのですが、自分の裁量で、仕事の進め方を決めなくてはいけないという立場の場合、この「大きな面倒くさいこと」とどう付き合うのか?というのが課題だったりします。
そのままにしておくと、ついつい2番目以降の小さな仕事ばかり手を付けてしまって、大きな面倒くさいことは、ずっと先送りのままになってしまうことがありますからね…。
期限や〆切があることならば、まだ重い腰も上がりやすくなりますが、「期限はないけれど、重要で面倒くさいこと」は、ずっと先送りになってしまいます…。
さらに言えば、「期限はないけれど、重要で面倒くさいこと」を放置しておくと、延々と「小さな面倒くさいこと」が発生し続けて、その対処に手間がとられたりします。雨漏りの修理がめんどくさくて、雨が降るたびに濡れた床を拭き続ける…というような。
それでは、どうすれば「大きな面倒くさいこと」に手をつけやすくなるのか?というと、いろいろ方法はありますが、簡単な方法の一つに「大きなことは、小さく分ける」というテクニックがあります。例えば「雨漏りの修理」というと、未経験だとかなり面倒くさそうですが、
- ネットで検索して業者を3件探す
- 業者に電話をして見積もりを出してもらう
- 1社に選定して依頼する
…とすると、最初はスマホでもできるので手が付けやすくなりますよね。
- 近所のホームセンターに行く
- 店員さんに相談する
- おすすめのものを買って帰る
- 修理する
というのでも、いいと思います。要は、やることを細かく分けて、「最初の一歩を小さくする」わけです。大きなやることを「メインタスク」と呼ぶならば、それを細かく分けたものを「サブタスク」と呼んだりします。
昨日の天才のヒントで、私がタスクリストのアプリをA社からB社に引っ越した、という話をしました。「前のやつは、なんでやめたんですか?」というご質問を数件いただきました。
いくつか引っ越しの理由はあるのですが、一番は、「サブタスクの追加」がA社は有料なのに対して、B社は無料だから、ということがあります。要は、アプリでの「最初の一歩を小さくする」という作業に年会費(約40ドル)が掛からなくて済む…というわけです。
ついつい「一番面倒くさいこと」が後回しになっていないでしょうか。よかったら「大きなことは、小さく分ける」を試してみてください。
★まず私からあなたにこの言葉をお届けします
「後回しにしていることはありますか?」
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