東大タレント推奨。幼稚園児のうちにしておきたい「6つの遊び」

 

(2)砂場や浜辺でどろんこ遊びをする

幼稚園教育パンフレットには、幼児期にふさわしい学びとして、「砂場で遊ぶ」ことがあげられています。

現代では、砂場で遊ぶと手などが汚れて、土壌細菌などに触れてしまうこともあるために、衛生面を心配して、砂場遊びを避ける家庭もある、という話を聞いたことがあります。

一方で、自然のいろんなものに触れることで、子どもは免疫力をつけていく、という考えもあるようですし、砂遊びをした後に、しっかり手を洗う習慣をつけさせることも、きっと子どもに教えたい大事なことの一つでしょう。砂に触れて、土の感触を知ることで、触感を養うことができ、土で何かを作る遊びは、想像力を養うこともできます。

我が家では、家の近くの公園に連れていってもらって、砂場でよく遊んでいました。砂で団子を作ったり、お城を作ったりして、楽しく遊んでいたのを今でも覚えています。

あと、我が家では、海にもよく連れていってもらい、家族みんなで潮干狩りをしたのを今でも覚えています。スコップやバケツをもって、浜辺に行って、家族で誰が一番たくさんとれるか競って、一生懸命になって貝を探したのも、楽しい思い出です。

浜辺では、どろまみれになって、水着から砂がたくさん出てくる感じでしたが、泥って、砂よりも形が変幻自在に変わって面白いし、子どもにとっては、どろんこ遊びは最高の遊びでした。

大人になって、どろんこ遊びをする機会は少なくなるので、無邪気になって泥まみれで遊べるのは、子どもの特権ですね。スライムのような触感に触れて、形を自由に作れるワクワク感で創造力がはたらいて、いろんなところが刺激されるのではないでしょうか。

自然の大地は、土でできている。土に触れて、大地の恵みを感じることも、子どもの成長にとって大事なことだと思います。

(3)お店屋さんごっこをする

幼稚園教育パンフレットには、幼児期にふさわしい学びとして、「品物を作ってお店屋さんごっこをする」ことが載っています。野菜のおもちゃを使って、八百屋さんごっこ。ケーキのおもちゃを使って、ケーキ屋さんごっこ。お花のおもちゃを使って、お花屋さんごっこ。パンのおもちゃを使って、パン屋さんごっこ。

そういうお店屋さんごっこをする経験を通じて、将来の夢もきっとふくらむことでしょう。「大きくなったら、ケーキ屋さんやお花屋さんになりたい」と憧れる女の子は多いし、私も小さい頃そう思っていました。理由は単純で、ケーキ屋さんになったら、大好きなケーキにいつでも囲まれて過ごせるし、好きな時にたくさんケーキが食べられるから。

お店屋さんごっこは、将来の仕事の模擬体験でもあります。子どもが店員役、他の子どもがお客さん役をやることで、ものを売って買うとはどういうことかを学ぶことができます。お金のおもちゃもあると、金銭感覚も身に付けられます。そうして社会性を養っていくことになります。家庭で親子一緒にお店屋さんごっこをすることで、いつかこんなお店を本当に作ってみたいな、という夢が芽生え、子ども社長や起業家をめざすことにもつながるかもしれません。

我が家でも、何かを真似る「ごっこ遊び」やよくやっていました。レストランごっこは、おもちゃの包丁を使って、切れ目が入っている食材のおもちゃをパカッと切って、料理をするマネをして、ごはんを出す遊び。私は、シルバニアファミリーのお家や人形をそろえて、お家ごっこをするのも好きでしたが、それもお店屋さんごっこに似ている部分があって、なりきってマネをすることで理想や憧れが形づくられていきました。

こんなお店があったらいいな。こんなお家があったらいいな。子どもは想像をふくらませて、理想や憧れを生み出していきます。子どもは、とにかくマネをしていろんなことを覚えていくので、「ごっこ遊び」をすることで、必要なことをどんどん学べますね。

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