東大タレント推奨。幼稚園児のうちにしておきたい「6つの遊び」

 

(5)自由に工作をする

幼稚園教育パンフレットでは、幼稚園での遊びとして、どんな学びがあるのかな?と、次のような例が書かれています。

<学びの例>

  • 道具の使い方をしる
  • 素材のよさを生かしてつくる
  • 友達と思いついたことをだしあう
  • やりとげたことをよろこぶ

こうした例から連想される遊びとして、自由工作があげられるのではないでしょうか。

自由に自分の好きなものを、身近な素材や道具を使って作り上げてみるのは、子どもにとって、とても楽しい作業であり、親としても出来上がり作品が楽しみです。彫刻などの複雑で難しい作業は、安全面からしても幼稚園児にはまだできないけれど、折り紙でも、段ボールでも、粘土でも、身近な素材を利用して、のりでも、ガムテープでも、身近な道具を使って、簡単なものを作ってみるのが良さそうです。

幼稚園なら、友達と一緒にワイワイしながら自由工作ができるので、「こんなもの作ってみたい」「いいね」といった交流をするうちに、また新しいアイデアが生まれる経験もすることができるでしょう。世界でたった一つのオリジナリティあふれる新しい作品を完成させることは、達成感を味わう快感を体で覚えることにもつながり、ものづくりの楽しさを体感する喜びを生み出すことでしょう。

私も小さいころに、自由工作を楽しんでいたのを覚えています。粘土で好きな食べ物や人間をつくって、色をぬったりもしたし、卵のから、みかんの皮などの自然食材を使ってオブジェを作ったりもしました。から、皮など、普段は料理で使わずに捨ててしまうような部分も、芸術作品になるのだ、というアイデアが子どもらしい自由な発想だなと思います。

自由工作の場合は、大人が導くのではなく、子どもの発想力にまかせて、豊かな感性を放出させてあげられるといいですね。

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