探すな、創れ。「既存の答えを求めない」という超一流の共通点

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「模倣」というと否定的に捉える人もいますが、スポーツ、音楽、学業など、先人を真似ることから得られるものも多くあり、もっと肯定的に見てもいいのかもしれません。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では著者の石丸智信さんが、「自分で答えを創ることができる人財」への成長過程で、「他人のマネ」から基礎を学ぶことの有用性を説いています。

答えは探すものか、それとも…

以前拝読した書籍において、印象に残った言葉があります。それは、「答えは探すな!自分でつくれ!」です。この言葉が、心に残ったのは、私自身の課題のひとつだったからだと思います。また、将来の先行きが見えにくい現在において、大切な考え方、捉え方のひとつではないかと思ったからです。そして、この言葉は、これから自立・自律型の人財へと成長していく上でも、必要不可欠なことであり、重要なことではないでしょうか。

本号では、この言葉を踏まえて、自分で答えをつくることについて考察していきたいと思います。

以前の日本、特に、高度成長期からバブル期ぐらいまでは、見本となる国、企業などがあり、そこに答えがあったように言われています。しかし、近年において、世界に先駆けて少子高齢化が急速に進んでいるなど、今まで誰も経験していないような環境の中にあっては、どこかにある答えを探すのではなく、自らが答えを創っていくことが求められているように感じます。

また、私たちも、働いている時でも、日常生活を営んでいる時でも、何らかのことを学習している時でも、様々な場面において、どこかに正しい答えがあって、それを見つけ出そうとしていることが多いのではないでしょうか。とりわけ、子どもの頃の学習面において、こういったことが多かったですね。

様々な分野において、世界を舞台にして活躍している超一流と言われている人たちを見聴きしていると、どこかにある既存の答えを求めてはいないように感じます。まさに、自分にとっての答え(スタイル)を見つけ出して、そのスタイルを確立し、極めようとしているように思います。

こういった「答えは、自分で創る」ためには、「どうしても自分が“答えを創り出す”」という意思、もっと言えば、信念や情熱などといったものを持つことが大切になるのでしょうね。

現在においては、答えを創っていく上でのヒントはたくさんあります。インターネットをはじめとして、書籍や講演など、様々な媒体を通じて、成功者の体験談であったり、成功ノウハウであったり、そういったものを学び、「自分の答えを創り出す」ヒントにすることはできます。

しかし、この体験談やノウハウなどをそのまま実践しても、まったく同じ良い結果が出るとは限りませんね。また、他者が成功した方法や手段とは、まったく反対の方法を行うことで、うまくいったという話もよく聴きますね。

「答えを探すな!自分でつくれ」を実践しようと思っても、何かきっかけや入り口となるものがないと、なかなかスタートすることができないこともあります。

私自身も、様々な活動において、書籍などを参考にして、それをきっかけに進めていくことがあります。他の人からのマネ(既存の答え)から入ることは、何かをスタートする入り口、きっかけとして、十分に価値があると思います。

例えば、野球であれば、投げることや打つこと、守ることなど、基本となる「型」を、まず身につけることは野球をプレイするに当たって、入り口になりますし、重要なことです。

これは、スポーツだけの話ではないですね。何かをスタートする時には、他人のマネだったとしても、プロセスを重ねていくことによって、マネだけでは、いつかは行き詰まりを感じることになります。その時こそ、今まであった答えから脱却して、自分で答えを創っていくことが大切になると言えます。

私が、これまでに聴講してきた研修に参加した企業経営者や管理者などのお話などを聴いていると、上司などから指示を待って行動する人よりも、「自分で考えて、行動できる人財」を求めているように感じます。また、最近の社会環境などを見ても、こういった人財が必要となってきているように思います。すなわち、答えを探すのではなく、「自分で答えを創ることができる人財」が求められていることではないでしょうか。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 いしまるとものぶ 【発行周期】 週刊

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