なぜ、いつもの散歩コースに飽きた人は図書館に行くといいのか

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健康志向が高まる中、誰でも手軽に始められる散歩やウィーキングをする人が増えており、その人口はこの20年で2倍になったというデータもあるそうです。ポケモンGOやドラクエウォークなど、日々のウォーキングや運動継続のために役立つスマホゲームも増えている中、ただ歩くよりは、何か別の目的があるとより楽しく長続きできるという人も多いようです。そこで、無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、アマゾンや書店には出回らない、図書館のとあるコーナーで見つけた散歩のマンネリ解消本について紹介しています。

地元を歩く

地元のことはよく知らなかった倉橋竜哉です^^;

「ここまで富士山の灰が降っていたんだ…」と知ったのは、散歩をしている時のことでして、日常生活の中で「散歩」とか「ウォーキング」、要は歩くことを習慣にしている方も多いと思います。通勤とか通学で歩くのは、考えなくてもルートは自ずと決まりますが、「歩くこと」が目的で外に出る場合、どんなルートを歩いていますか?自然がきれいな所、見晴らしの良いところ、車の往来が少ない所…人によってコースの選び方はそれぞれだと思うのですが、同じコースをずっと歩いていると「飽きてくる」ということはないでしょうか?

同じところを歩き続けて季節の移り変わりを感じるというのも素晴らしいですが、たまには他のコースもどうかな?と思うけど、とは言っても、他に面白いところもないし、結局いつものコースに出かけてしまう…なんてことはないでしょうか?私自身、オンラインで講習がほぼできるようになってから、外出がホントに減りまして、意識して外に出ないと歩かなくなりました。とりあえず1日2時間を目標に、近所を散歩をするようにしています。

お気に入りのコースはありますが、ずっと同じだと、やっぱり飽きがあったりするんですよね。スマホアプリのポケモンGOとか、ドラクエウォークも試してみましたが、最初は面白いのですが、私の場合はあまり長続きしませんでした。あと、万歩計を使っていまして、歩く距離を増やそうというモチベーションアップにはつながるのですが、歩くコースの慣れや飽きについては、万歩計ではどうしようもないですね。

…そんな私が最近ハマっているのが、「郷土散歩」であります。図書館で調べ物をしている時に気付いたのですが、どこの図書館にもたいてい「郷土コーナー」の書架がありまして、地元に関する資料が集められています。そこをよくよく調べてみると、地元の史跡を集めたマップがあります。るるぶとかことりっぷには絶対に載らなそうで、しかも近所に住んでいる人も知らなそうな、小さな祠の由来とか、その場所にまつわる昔話、神話、歴史上の出来事などが書いてあります。地元の「〇〇坂」の名前や由来だけに特化した坂専門のガイドブックとか、1つの市の中で地域ごとの昔話を集めた本とか、私にとっておあつらえ向きのウォーキングガイドブックとか、いろんな「地元本」が見つかりました。ほとんど地元の教育委員会が出しているので、本屋さんとかアマゾンには出ておらず、図書館でしか見つからないでしょうね。

これが個人的にはけっこう面白くて、富士山が噴火した時の灰を集めて作った「富士塚」とか、敵に追われて逃げている途中に姫が赤子を生んだ場所にある「赤子橋」とか処刑された尼さんの涙が湧き続けるという「尼の泣き水」とか…うちから徒歩10分圏内なのに、どれも知りませんでした。そんな地元本を片手に、いろいろ回ってみると1日2時間などあっという間だったりします。そして、そのたびにちょっとだけ地元愛が増したりしております。

ずっとその地域に住んでいる人でも、実は近所の史跡についてよくわかっていない、という方も多いのではないでしょうか?よかったら試してみてください。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします
「地元のことは知っていますか?」

image by: Shutterstock.com

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【著者】 倉橋 竜哉(日本マイブレス協会) 【発行周期】 毎朝コツコツお届けします

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