タピオカだけじゃない。台湾スイーツ「豆花」が夏バテ予防に!

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春から夏へと向かう季節の変わり目の体調不良や疲労感には、「豆」を食べるのがいいようです。豆もいろいろありますが、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生が今回オススメするのは、豆乳で作る台湾スイーツ「豆花(トウファ)」。ツイッターで見つけた「粉ゼラチン」を用いる簡単レシピとともに、自分なりの工夫を紹介しています。

暑気払いのお菓子

【初夏の夏バテ予防には「豆」】

ジメジメと蒸し暑かったり、うっすら体が冷えたり。初夏と梅雨のはざまで過ごす体は、頻繁な天候不順に振り回されっぱなし。体調を崩しやすく、疲れやすくもあるこの時期は、
・体にこもる熱を取り除き
・むくみを解消して利尿を促し
・腹持ちよく体を滋養して
・肌を丈夫に保つ働きを補う
「豆」を食べるのがおすすめ。

【台湾のお菓子「豆花(トウファ)」】

タピオカミルクティーでおなじみ台湾の「豆乳」を使ったお菓子で、「豆花(トウファ)」というものをご存じでしょうか。ちょっと甘みのある「豆腐」よりもゼリーのようにフルフルして、のど越しよい夏バテ予防におすすめのお菓子です。

台湾の人は、夏は「かき氷」を入れて、冬は暖かくして食べる習慣があるのだとか。疲れを感じて、食欲の落ちやすいころですから、日本の初夏には、こんなのど越しの良いお菓子があるとよいですね。

【凝固剤を使わない、「やさしい豆花」の作り方】

「豆花」は豆腐のように凝固剤を使って作ります。でも、家庭で作るときには、「粉ゼラチン」で手軽に作れたらよいですね。我が家でいつも作っている「豆花」のレシピは、「なかしましほ」さんというお菓子作家さんのツイッター投稿を元にしています。以下、「なかしましほ」さんのツイッター投稿のレシピ。

「豆花の作り方」 ・粉ゼラチン大1+水 大1をふやかす。

 

A 豆乳300ml 絹ごし豆腐100g(フープロorざるで漉してなめらかに) きび砂糖 大さじ1

 

1.鍋にAを入れ火にかけ、鍋肌がふつふつする直前に火を止め、ゼラチンを入れ溶かす。 2.ボウルに入れ、氷水をあて混ぜながら熱が取れるまで冷やし、冷蔵庫に入れ固める 3.好きな豆花の食感は豆乳だけじゃだめで、豆腐を入れるとちょうどよいんです。

 

そのままだと甘さ控えめなので、たっぷりのあずきやお好きなくだものの缶詰、しょうが蜜(熱湯150ml、きび砂糖50g、しょうが汁小2)もおすすめ。

以上、若干の補足と原文そのまま。「ゼラチンの動物臭さが嫌」というひとは、「寒天」で作るレシピもあるみたい。「なかしましほ」さんのレシピでは、絹ごし豆腐をあわせて使います。

我が家では、小分けで販売されている絹ごし豆腐で、家族4人分ちょうどを作っています。「ショウガ蜜」はおススメで、我が家では隠し味と食用増進に、ほんの少量のレモン果汁を加えます。さっぱりしていて、ほのかにショウガのスパイシーな香りが楽しめて、暑いさなかに「ひんやりおやつ」は、心にも体にも「良いクスリ」です。

見た目重視で、最近頂き物の「クコの実」も、トッピングに加えています。ほんのりすっぱくて、増血作用もある「クコの実」は、「気持ち体が元気になる」色合いを添えてくれます。

image by: shutterstock.com

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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