この3つの事例から思うのは、コロナは本人に自覚が無い陽性者もいるのですから、感染者が出ても出なくても、気をつけることは同じ。共用部分でのマスク着用や入館時の手指消毒を守るようにし、不特定多数の人がふれる箇所の消毒をまめにし、人の集まる集会室等の利用制限、又は感染対策を徹底する。管理組合として行うことは、それで十分ではないかと思います。
マンション内に感染者が出たと聞けば、どの部屋の誰かを知りたくなるのが人情です。同じマンションといっても、同じ階の住戸なのか、隣の棟なのかではまったく受け止め方が変わりますから。
噂が先行してしまう場合もあります。現に、防御服を着た救急隊が来たというだけで、コロナだったと噂になってしまったケースもありました。
「夜のまち」での感染が広がっているなどと言われれば、感染した人が、言われなき偏見にさらされることも考えられます。
感染したことを届け出ることを求めたり、感染者が出たことを住民に知らせるということは、いい方向に機能しないと、私には思えます。
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