冬になるとみんな飲んでいたポッカの『ミルクセーキ』『ココア』。特徴はとにかく甘いこと。舌に絡みつくような甘さを今でも覚えています。
昭和の時代はなぜかミルクセーキという言葉が贅沢な印象を与えていました。さまざまなメーカーから発売されましたが、自動販売機で一番目にしたミルクセーキではないでしょうか。すっかりデザインは変わってしまいましたが、現在もポッカサッポロから発売されています。
こちらもポッカが発売していた乳性炭酸飲料『アイスクリームソーダ』。ネーミングからして、アイスクリームとソーダをくっつけたんだなと、なかなかなくせもの感を感じるドリンクですが、味はまさにその名の通り。まるでアイスクリームが溶け込んだようなソーダです。
商品はすでに販売終了していますが、この系統はポッカサッポロの『がぶ飲みメロンソーダ』に受け継がれているようですね。
またまたポッカです。『それゆけおみくじらソーダ』。当時のポッカはかなり攻めていますね…。こちらは缶の蓋に運勢占いが書かれていて、さらにおみくじらというキャラクターのシールが貼られていました。今ではすっかりなくなりましたが、おまけつきドリンクという遊び心たっぷりの商品でした。
ポッカといえば、『ポッカコーヒー』。このおじさんのパッケージが懐かしいですね。年代によって髪型が変わった(短くなった)と思いますが、これは70年代のバタ臭さが残るパッケージ。コーヒー飲料規格における「コーヒー」として日本初の缶コーヒー(1972年)だったって知ってました?
1987年に発売されたサントリーの缶コーヒー『ウエスト』。本格的なコーヒーの味を追求したサントリーでしたが、苦みや渋みのあるその味わいはあまり好まれず、大きなヒットには繋がりませんでした。サントリーはウエストを諦め、後継ブランドとして『BOSS』を生み出すきっかけとなります。
缶コーヒーとして不動の人気を誇るサントリー『BOSS』。今では「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」CMで、日本人なら誰もが知る存在となりました。そんなBOSSのイメージキャラクターの全身が描かれた珍しいデザイン缶です。
今回は第2弾としてコカ・コーラ系以外のメーカーのドリンクをご紹介していきました。懐かしいドリンクの写真をご覧になって、失いかけた少年心を少し思い出していただけたのではないでしょうか? 編集部gyouza氏の弟、harumakiさんは全部で700本以上のコレクションがあるそうなので、機会がありましたら、また他のコレクションもご紹介いたします!
気になる第1弾のコカ・コーラ系飲料の記事はこちらから!
写真提供:harumaki(弟) 情報提供 : gyouza(兄)