テクノロジーの世界に深く潜り込んで生きろ
日本人はアナログにこだわる。もちろんアナログの魅力があるのは知っているが、日本を次世代に生き残らせるためには、アナログに固執していたら困るのである。まして、「非接触」がニューノーマルとなる時代では特にそうだ。
日本はコロナ以後も進化していかなければならない。そのために「一刻も早くテクノロジー最優先、インターネット最優先」の社会に作り上げるのが理に適っている。「非接触」をテクノロジーで実現していく。
そして、それをするためには、すべての日本人がひとつの確固とした方向にブレずに突き進む必要がある。
それが「テクノロジーに精通する民族になる」という方向だ。
日本は資源もなければ軍事力もなければ外交力もない。あるのは、民度の高い国民性である。そうであれば、日本は国を上げてテクノロジーに精通した民族になることで生き残るのが最も合理的な方向である。
日本がテクノロジー民族になれるかどうかは分からないが、たとえ日本がそうなれなくても、せめて自分だけはそうなっておけるように努力する必要がある。コロナ以後の世界では、さらにインターネットの支配が強まる。
そんな時代になっているのであれば、テクノロジーに理解のない人間よりも理解のある人間の方が圧倒的に有利になるというのは100%間違い。
はっきり言えば、これからテクノロジーが分かっていなければ世の中で何が起きているのか、まったく理解できなくなってしまう。未来も読めなくなってしまう。
もはや道に迷っている場合ではない。これからは全身全力でテクノロジーの世界に飛び込んでいくべきだ。私も覚悟を決めて飛び込んでいる。
これから私はテクノロジーの世界に深く潜り込んで生きたい。それが、次の時代をしたたかに生き残るための唯一絶対の方向性であることを理解したからだ。したたかに生き残りたいのであれば、日本人はみんなそうすべきだ。
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