シミュレーションにあたっては、以下の情報を入力します。
- 戸数、面積、外壁の仕様など
- 工事実施時期、予定している工事の項目など
- 修繕積立金徴収額、残高など
そのために準備する必要があるのは…
- マンション管理規約(別表)
- 長期修繕計画
- 修繕積立金会計に関する資料(収支予算書など)
*マンションすまい・る債を利用している場合は
- マンションすまい・る債に係る残高証明書または債券発行通知書など
*既存の借入がある場合は
- 借入の内容が分かる資料(借入時の総会議事録など)
想定している「30階以下、平均専有面積100平米以下、戸数100戸以下の単棟」というのは、対象マンションのボリュームが多いゾーンですから、利用できるマンションはかなり多いと思います。
小規模の財政基盤が弱いマンションにとって、無料で何度でも使えるシステムは、特に役に立つだろうと思います。40年と言う長期を見通せるのも、これまでになかった試みだと思います。入力に必要な資料は、理事の方なら間違いなく手に入る資料ですから、セカンドオピニオンとしても活用してください。
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