東京五輪「開催断念」報道の真偽は?2032年に延期説まで浮上

2020.10.23
by gyouza(まぐまぐ編集部)
 

菅首相は「開催」に意欲、森元首相も意気込み語る

しかし、時事通信などの報道によると、菅義偉首相は23日、首相官邸で開いた東京五輪・パラリンピック競技大会推進本部の会合で、

「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして開催し、東日本大震災の被災地が復興を成し遂げた姿を世界に向けて発信する場にしたい」

と表明し、予定通り来年7から9月に実施することに強い決意を示したという。

また、THE PAGEの報道によると、組織委の森喜朗会長は9月24日から25日までオンライン会議で開かれたIOCと組織委との合同会議の席上で、

「簡素化の真の目的は人々が新しい日常で生活する中で、今後の世界規模のロールモデルを示すこと。将来にわたって東京大会を人類のレガシーとすることができるよう引き続き努めたい」

と、大会への意気込みを語ったとしている。

お二方の発言を見る限りでは、一連の「中止決定報道」に疑問が生じてくる。

だが、本間氏が明かした「広告代理店関係者からの内部情報」という点を考えると、大会の関係者よりも早く広告代理店側に情報が流れるというのは通常であれば不自然な話ではない。大きなお金が動いている以上、早期にスポンサーへの説明などを行って中止に向けて動かなければならないからだ。

果たして真相はどちらなのか、ネット上では「中止報道」を受けて様々な反応が投稿されている。

Twitter上における「五輪中止」報道の反応





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source: ITメディアNEWS時事通信THE PAGE

image by: kovop58 / shutterstock

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