褒めれば褒めるほど部下イライラ!?「ホメハラ」上司に足りない事

 

また、コミュニケーションの基本は、「時間ではなく頻度」であり、月に1度1時間スタッフと話すより、時間は5分以下かもしれないけれど、月に3~4回全スタッフを軽くでも話す方が、スタッフのモチベーションは上がるものなのです。

これまでの経験上、外の人とのお付き合いが多い人ほど、「社員や現場を見ていない人が多い」ように感じています。

もちろん、外とのお付き合いも大事ですが、自社の社員や現場の方がもっと大事。社員が成長しないと、店の売上を上げることなんて無理な話です。だからこそ、現場に足を運ぶことが大切で、そして、社員やアルバイトをよく見てあげることが大事だと思います。

もし、店舗の距離の都合で現場に月に何度も足を運ぶのが難しいのなら、違う方法で、現場の雰囲気を「みる」ようにしていきましょう。

例えば、月に1~2回、Zoomなどを活用しオンラインミーティングもできるでしょうし、また、毎日の朝礼やロープレをLINEに挙げてもらって毎日確認するだけでも、社員が今どんなモチベーションでいるのかを確認することができます。また、日報や数字などを通しても、現場の空気感や社員のモチベーションを観察することは可能です。

要は、それだけ現場のこと、社員のことに意識が向いていれば、また、現場のこと、社員のことを大切に思うならば、いかなる手段を通してでも、現場や社員を「みる(観察)」することは可能です。

色々な方法で現場とコミュニケーションをとることはできます!みてない人ほど、評価ができないとか、社員の下のアルバイトから話を聞いて社員を評価しようとします!

現場の売上(お客様満足度の向上)、社員の成長を本当に考えるのであれば、もっと現場、社員と向き合いましょう!

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