褒めれば褒めるほど部下イライラ!?「ホメハラ」上司に足りない事

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部下やアルバイトを褒めるよう心掛けているのに、ちっとも響いていないようだとお嘆きの指導者の方、どうやらそれはご自身にも問題があるようです。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、相手の心に届く褒め方をするために意識すべきことをレクチャーするとともに、しいてはそれが、お客様満足度の向上や社員の成長にもつながると記しています。

外とのお付き合いも大事ですが、自社の社員や現場の方がもっと大事!

部下やアルバイトのモチベーションを上げるためには、「褒める」ということはすごく大切なことですね!「褒められる」ことで、部下やアルバイトは自信を持ったり、自分も役に立っていると貢献感を感じられたり、「褒める」ということのメリットは誰もが理解している事だと思います。

では、部下やアルバイトを“褒める”ために大切なことは何か?それは、相手をよく見てあげることです。

実は、すごく単純で、相手を「よく見てあげる」ことがすごく大切で、「よく見てあげ」ないと相手を具体的に褒めることができず、仮に「褒められた」としても、その「褒める」がより具体的でないと、相手の心には響かないものです。だからこそ、部下やアルバイトを常日頃から、よく観察しておくことが大切なのです。

当社では、評価表(社員、アルバイトととも)をご支援先と一緒に構築する機会が多いのですが、この評価表を作った後に、色々と議論することがあります。それは、「だれが評価するべきか?」ということ。

ここでよく出る話が、社長や幹部社員は、「普段見ていないから、評価することは難しい」という話。確かに、普段の仕事をより細かく観察することは事実上無理でしょう。ただ、社員人数が30人、50人を超えると観察は難しいかもしれませんが、もし、10名前後の社員数なら、社長や幹部は社員の評価はできるようになってもらいたいなあ、って思っています。

評価ができない(難しい)という経営幹部は、それだけ、現場、現場のスタッフをみてないということ!つまり、現場に足を運ぶ回数が少ないということ。

まだまだ店舗数、社員人数が少ない時は、足繁く現場に顔をだし、現場の状況を確認して欲しいものです。

なぜなら、店舗数、社員数が少ない時というのは、まだまだ、店舗のあるべき状態が正確に確立されていなかったり、そのあるべき姿を遵守できていないということが多々あるからです。だからこそ、定期的に訪問し、店舗の状態をチェック(クレンリネスだけでなく、営業状態も)し、修正していくことが大切になるのです。

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