台湾でも人気だった明菜との破局が、マッチの不人気に火をつけた
1982年にデビューし、日本でも絶大な人気を誇っていた歌手でアイドルの中森明菜。その人気は日本をも飛び越え、台湾でもひろがっていた。熱烈なファンが台湾の言葉で明菜の応援ブログを開設していたり、歌が好まれて聴かれるなど、台湾でも明菜の人気は高かったようだ。
日本人のアラフォー、アラフィフ世代ならご存知だと思うが、マッチとの破局による明菜の自殺未遂、そしてその後に開かれた「金屏風事件」は、日本の芸能史に残る闇として語り継がれている。まるで結婚発表を思わせる「金屏風」が置かれた会見場で、マッチが明菜の目の前で今までの交際を否定し、最後は握手でお別れしたというものだ。
日本中が首をひねったこの会見について、明菜にシンパシーを抱く台湾人も、マッチの行動は不可解に映ったに違いない。
二度の「破局」と「二度目の不倫」で、台湾でのイメージが地の底に落ちた近藤真彦。日本に好感を持つ人が多い台湾に与えた、その代償はあまりにも大きいと言えるだろう。
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