知って納得。国民年金の加入義務化を喜んだ日本の記憶と岸信介の悲願

 

知ってる人は知ってると思いますが、昭和41年から始まった毛沢東による中国の「文化大革命」で中国の文化財や知識人が徹底的に破壊し尽くすされてしまいましたからね。中国って国はそういう負の歴史は隠そうとする。武漢で始まったコロナウイルスの件もそういう隠ぺい体質のせいで世界の対応が遅れた。ソ連や中国どちらの国も何千万人という人が犠牲になったといわれます。独裁政権の恐ろしさですね。

特にソ連は日本にとっては危険な国だったから、戦力を持たなくなった日本がその共産主義化の脅威から守るためにも日米安全保障条約を結んで資本主義のアメリカ側に付く事で平和が守られてきた。

日本の平和が維持されてきたのは崇め奉られている憲法9条のおかげなんかじゃなく、日米安全保障条約があったからです。

戦後長く続いた東側の共産主義国のソ連(1991年に消滅)と西側の資本主義国のアメリカの東西冷戦でソ連の敵だったアメリカが、日本と同盟を結んでいたからソ連は日本に手出しができなかった。日米安保も無い、日本は戦力を持たない…であれば、好きに攻撃させてもらいますよっていう危険な国は周りにはある。

アメリカとソ連は核保有国で実際の戦争は出来ずに睨み合い続ける冷たい戦争だったけど(一旦、核戦争になったら人類滅亡するから)、この東西冷戦のせいで第二次世界大戦後も東側の国と西側陣営の国が火花を上げる戦争をした。

最近であれば尖閣諸島への中国の蛮行は目に余りますよね。あの民主党政権時に中国漁船が追突してきた時に、中国人船長を無罪で釈放してから日本は本当に舐められるようになってしまった。それが中国を付け上がらせ、日本軽視の要因になってしまった。民主党政権時の最大の悲劇は国際的立場が弱くなった事です。

話が年金から飛びすぎましたが、国民年金創設時の時代の背景を先に知ってもらうためでした。日本は平和ボケしてるけど世界では本当に血なまぐさい出来事だらけだった。

print
いま読まれてます

  • 知って納得。国民年金の加入義務化を喜んだ日本の記憶と岸信介の悲願
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け