コロナ以前の消費者データはゴミ?全米デジタル見本市で判明した現状

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今年1月に史上初めて開催された全米最大のデジタル技術見本市「CES」、そして同時開催されていたという小売業界イベントのNRFビックショー。大変注目を集めていたこの見本市に参加したという『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』著者で、NY在住の人気ブロガーりばてぃさんは、現地に行くことで得た「今後に役立つキーフレーズ」を紹介しています。IT系の人のみならず、日本の全ビジネスマン必見の内容です。

今後、認識しておきたいキーフレーズ

1月に史上初めて開催された全米最大の家電見本市、デジタル技術見本市とも呼ばれるCESについて、今回から何回かにわけてお話していきたいと思います。

以前、お伝えしたようにCESとほぼ同時開催した、こちらも世界最大の小売業界イベントのNRFビッグショーにも参加。

この2つのイベントは以外と共通点が多く、同時開催してくれたお陰でテック業界、リテールテック業界のトレンドを知ることができました。

メルマガの読者の皆さんが小売やテック系に関係ないご職業でも知っておくべき点が多いかと思います。

(1)たったの3ヶ月間で10年分の成長

まず、キーワードは、『3ヶ月の間に10年分の成長』とか『3ヶ月の間に10年分の変化』というフレーズです。

デジタル・トランスフォーメーションやオムニチャンネル化、AI、クラウド、サイバーセキュリティなど詳細に入る前に強く認識しておくべき点がこれなのです。

今回のCESやNRFのあらゆる講演で、非常に多くの経営者やマーケティングや技術部門の代表者の方々が、口を揃えて何度も繰り返している決り文句みたいになってまして、『たったの3ヶ月の間に10年分の成長』したから変わらざるをえなかったという感じなのです。

しかもCESやNRFには限らないようで、この『2~3ヶ月ほどの短期間に10年分の変化』という感覚は、アメリカでは有識者層を中心に広く共有されているようなのです。

具体的にどのくらい成長、変化したのか以下みていきましょう。

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