「他人の担当した仕事」にまで責任を持つ人が高年収になる当然の理由

Confident businessman with crossed hands. Panoramic meeting room. New York view,Confident businessman with crossed hands. Panoramic meeting room. New York view,
 

「自分のすることに責任を持ちなさい」とは、誰しも子供の頃に親や先生からよく言われていた言葉ですよね。しかし、大人になって「自分以外」の人、例えば部下が受け持った仕事に対しても責任を持つということが出てきます。「他人の仕事に対しても責任を持てない人は年収が上がらない」と話すのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』著者の佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは、責任の大きさによって変化する「年収のメカニズム」について解説しています。

責任の範囲

仕事には責任が付きものです。責任が無い仕事は、それは趣味や遊びと一緒です。

そしてあなたのサラリーは、責任の大きさによって上がるのです。

若い頃というのは、自分がやる仕事にだけ責任を負うわけです。これができない、つまり責任を感じられない人や、責任から逃げる人、責任を全うしない人には未来はありません。ここでたまに勘違いをする人がいるんです。例えば、

 ■ こんなに安い給料なんだから、この程度の仕事で十分なんだよ

みたいなことを言う人です。給料が安いから自分の仕事に責任が持てないという人は、この先給料が上がることはありません。上司やマネジメントはここで最初の選別をしているんです。安い給料なのに、自分の責任を全うしようとしている人が、次のステージに行けるわけです。

でもこの次元の仕事は簡単なんですよ。だって自分のことだけやっていれば良いんですから。自分がちゃんと仕事をしていたら、それだけで自分の責任は全うできるわけですから。

ところがこういう人は、次のステージの階段を登らされるわけです。所謂抜擢というヤツですが、リーダーなり、マネージャーなりという役職につけられて、それと同時に責任の範囲が大きくなるわけです。

これはどういうことかというと、自分がやっていないことにも責任を持たされるということです。今までは自分がやったことだけに責任を持てば良かったのが、ステージが上がると自分がやっていないことにも責任が生じるわけです。

print
いま読まれてます

  • 「他人の担当した仕事」にまで責任を持つ人が高年収になる当然の理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け