未知のコロナワクチンを根拠なく称賛する厚労省「御用医師」らの無責任

 

厚生労働省の関係者や、御用医師、御用学者たちはしきりにワクチンの有効性や安全性をメディアで発言しています。

たとえば感染症の専門家としてよくテレビなどにも出演している国立国際医療センターの忽那賢志医師は、新型コロナのワクチンのことを「ぱねえ効果」と表現し、「著しく効果があるワクチン」として賞賛しています。

この忽那賢志医師の所属する国立国際医療センターというのは、厚生労働省のおひざ元であり、忽那医師は、完全に厚生労働省側の医師といえます。また忽那医師は、政府のコロナ対策の広報などにもたびたび登場しています。

では、この忽那医師は、本当に感染症の専門家として信頼するに足る人物なのでしょうか?

日本の感染症「第一人者」2020年3月の驚愕発言

この忽那医師が、新型コロナ対策において、過去にどういう発言をしていたのか確認してみたいと思います。

以下は、去年2020年の3月4日の時点で、日本テレビでのインタビューでの忽那医師の回答です。

〇質問~症状が出た場合どうすればいいのですか?

〇忽那医師の回答

ほとんどの人が自然によくなるので、自宅で安静にしていても概ね問題ないことが多いです。

通常の風邪だった場合、病院で新型コロナウィルスに感染することも考えられます。救急外来の待合室などに感染者がいた場合、病院は屋内での密閉空間なので院内でうつされる可能性もあります。

〇質問~自宅安静時に心がけることは?

〇忽那医師の回答

特別なことではありませんが、しっかりと食事をとってしっかりと睡眠をとることです。

〇質問~病状が長引いた場合それでも安静ですか?

〇忽那医師の回答

もし4日以降、症状が悪化することがあれば病院で診断を受けましょう。

〇病状が悪化するとはどういうことですか?

〇忽那医師の回答

肺炎がひどくなって咳や息苦しさなど症状が強くなる、典型的には、体の中の酸素が足りなくなる状態なので、それを補うために何度も息を吸おうとして呼吸の回数が増えます。

「はあはあはあ」となり呼吸が難しい状態は「悪化」といえると思います。(出典:新型コロナ いま知るべき5つのこと 2020年3月4日(日テレNEWS24より))

忽那医師はこの時点で重症者も含めて新型コロナ15人の患者を診ていたそうで、新型コロナの第一人者として持ち上げられていました。

このインタビューの発言は、たまたまこのときだけ異常な発言をしたわけではありません。

忽那医師は、当時、こういう内容の発言をいろいろなところでしていました。

また忽那医師に限らず、厚生労働省寄りの専門家はだいたいこういう発言をしていました。

それにしても未知の感染症に対して

「症状が出てもすぐには病院に行かずしばらく自宅で安静にしろ」
「呼吸が難しくなってから病院に行け」

というのは、あまりにも、あまりにも、無責任で乱暴ではないでしょうか?

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