親の間違った教育で「自由」を履き違えてしまった子どもの末路

 

ルールを破った場合、すべての自由を失うことだってあるのです。特に、今の子供たちの自由は、親が生活を援助してくれているから成り立っています。ゲーム機で遊べるのも、テレビを見れるのも、服を選べるのも、すべて親が働いて子供を守り、育ててくれているからです。

ですから私だったら、子供が何と言おうと絶対に折れず、子供が「分かった」と言うまで話し合います。もし、どんなに話し合っても、子供が「学校に行かない」と言うのなら「じゃあ、俺もお前を育てない」と言うかもしれません。

先ほどご相談を頂いた方には、以前、このメルマガでも紹介した「自由」についての記事を紹介し、子供の“怠惰による『学校に行かない』”だったら、絶対に折れることなく、ご主人も交えてしっかり話し合ってください、とお願いしました。結果的には、それほど大事にならず「そんなの分かってるよ」とすぐに子供は納得して、その後は、「俺の自由だ」などという言葉も軽々しく使わなくなりました、とご報告頂きました。どうやらちょっとした反抗期で、逆らってみたかっただけのようです。

でもこうやって真摯に子供と向かい合い、幼少期から「正しいことと間違っている事」を教え、「ダメなものはダメ」と“自由と限度”をしっかり教えていたとしたら、親が真剣になって話をし始めれば「これはまずいぞ」とすぐに察知しますし、そんなものは正当な理由にならない事はすぐに理解します。

今回はちょっと不安にさせてしまう内容だったかもしれませんが、普段の親の姿勢がとても大事だという事。そして“自由と限度”について、ご自分の中でも明確にしておいておくことがとても重要だ、というお話をさせて頂きました。

ご紹介した「自由」に関するメルマガも記載しておきます。きっと参考になると思いますよ(^^)。

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【著者】 石神明生 【発行周期】 毎週日曜

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