「友達のような家族に」と全員を“平等”に育てた一家の悲惨な末路

 

そして「その後どうですか?」とお伺いし、頂いたお返事はこうでした。

パピーさん、ご連絡をありがとうございます。

突然メールを頂いたので、驚きましたが、忘れないで気にかけてくださっていたんだ…と嬉しかったです。

相談に対してパピーさんからお返事に、家庭内の秩序をしっかりすることが書かれていて、実は「やっぱりか…」と半分予想をしていた通りでした。と言いますのも、私の親にも「きちんと子育てしなさい!」「そもそもみんなで名前を呼び捨てにしてるなんて、そんな家はない!」って言われた事があったからです。ですが、夫も私も「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ばれてすごく嫌だったし、そのおかげでこんなに卑屈な性格になった、と反発して親の言葉も無視していました。ですが、パピーさんからお返事を頂いて、その理由についても説明してもらい、改めて考えさせられました。

私たちが目指していたのは、友達のような家族でした。みんなが笑いあって、思いやりを持って、家族みんなで協力して、楽しく過ごせる毎日…。でも…結果は真逆で、子供は荒れ放題。抑えがきかず、親はおろおろして、子供の地雷を踏まないように怯えている状態でした。

そこでパピーさんの「“思いやり”や“やさしさ”を教える事はよい。でも今じゃない」が、とても響いて、あ~、大事な事をないがしろにしてしまっていたんだ…と悟りました。1週間、夫婦でじっくり話し合って呼び方を「パパ・ママ」に統一し、下の子にも「もう赤ちゃんじゃないから特別扱いはしないよ」と話をして、上の子とケンカになった時にも介入はしない。又「お兄ちゃん」という言い方も増やしていこう、と決めました。

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