「ありがとう」という言葉が幸福を運ぶ。感謝できる子に育てる3つの方法

 

2.笑顔を心がける
無理に笑う必要はありませんが、柔らかい表情を常に意識しましょう。自然と気持ちが安定し自分にも人にも優しくなれます。

3.1日の終わりに「嬉しかったこと」を書き記す
その日にあった嬉しかった事を挙げましょう書いて「見える化」することで、感謝の心をより深く育てることができます。

これらを習慣化することで、一つ一つに感謝の気持ちが芽生えて、心からの「ありがとう」を伝えられるようになります。

家庭教育アドバイス「申し訳なさを捨てよう」

日本人は、感謝するときに「申し訳ない」と言う気持ちを持つようです。また、感謝されても「そんなことないですよ」と謙遜し、相手の気持ちを拒否しがちです。

照れくさくてなかなかできない、ということもあるかもしれません。でも相手にその気持ちを届けることで、自身の幸福度も自ずとアップし、相手の気持ちを受け入れることで、感謝の気持ちを育てられるようになります。是非、挑戦してみて下さい。

※1:Emmons,R.A.,& McCullough、M.E.,Counting blessings versus burdents:An Experimental Investigation of Gratitude and Subjective Well-Being in Daily Life,Journal of Personality and Social Psychology,2003
※2:Madhuleena Chowdhury、The Neuroscience of Gratitude and How It Affects Anxiety & Grief、PositivePsychology.com、2019

image by: Shutterstock.com

家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育 』

【著者】 家庭教育アドバイザー 柳川由紀 【月額】 初月無料!月額508円(税込) 【発行周期】 毎月 第1月曜日・第2月曜日・第3月曜日・第4月曜日(年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 「ありがとう」という言葉が幸福を運ぶ。感謝できる子に育てる3つの方法
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け