ある種の才能かも。「怠け者店長」が作っていた働きやすい空気

 

私は集中してしまうと、つい仕事を休まずにどんどん先へ進めたくなってしまいがちです。売り上げを上げたいという時も、なるべく休まずに店頭に立っている方が売り上げは取りやすいので、スタッフが休んでも自分は店頭に立ちたいと思っていたようなタイプでした。

でもそれだと、周りのスタッフは辛いのです。

店長というその店で一番立場が上の人が、休むことに対して意識が希薄だと、周りのスタッフはプレッシャーを感じてしまいます。休みを取って遊びに行くという時でも、なんとなく言いにくい気がしてしまう。休憩時間も、なんとなく早く戻ってこなければいけない気がしてしまう。

そういう積み重ねが溜まっていくと、どんどん精神的にもキツくなり、「休みもちゃんと休めない」みたいなことがずっと続いていきます。結果として、働きにくい職場になり、売り上げを取ることもしんどくなる気がするのです。私はそういうことをしてしまっていたのかもしれないなと、反省させられた経験でした。

怠けることを推奨するわけではありません。休むなら休むことに全力を注ぐこともまた、マネジメントをしてく上では大事なことじゃないかという話です。

この私の経験が誰かの参考になれば嬉しいです。

今日の質問です。

  • 今日の内容を読んでみて、どんなことを感じましたか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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