著者がスランプのときに助かったという某女性経営者からもらったアドバイスも秀逸でした。著者が良い提案を作ることができずに会議に出ることが辛くなってきたとき、「球拾いをしなさい」と助言されたという。
「球拾い」とは、補足の資料を出す、お菓子の差し入れをする、机を掃除する、といった自分にできるちょっとした貢献をしていくということです。逃げるのではなく、自分のできる範囲でベストを尽くすという姿勢を示すということで、著者は道が開けたのです。
これだけの仕事をこなす著者の経験だけあって、書籍全体に納得感がありました。仮に私が東京で仕事を続けていたら、同じようになっちゃったかもしれないと思いながら読ませていただきました。
野呂さん、良い本をありがとうございました。
【この本で私が共感した名言】
dマガジンの「新着雑誌」を全部読みます…気になる記事はチェックしておきます。(p105)
僕は、毎日2冊程度読みます…とにかく、役に立つキーワードがあるページしか読みません。(p147)
睡眠が何よりも大切だ。(p30)
【私の評価】★★★★★(90点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(お薦めです!ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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