「大人としてどうよ?」な人ばかりで気疲れ…それも“考え方次第”のワケ

 

チーム戦で戦う時、一人ひとりが異なる役割を持つことって大事だと思うのです。前線で敵陣にワーッと斬り込んでいったり、ヘリコプターから真っ先にパラシュートで敵地に降り立つようなタイプ。敵が自陣に侵入しないようしっかりと防御を固めるタイプ。戦況を冷静に見渡して的確な指令を下すタイプ。そしてそこにいるみんなの食事をきちんと確保したり、休息する場所を整えたり、傷を負った人達を救護したりするタイプ。

多分あなたは、いろんなことに目配り、気配りができる常識人。「まじめにコツコツ期限を守って、マイナス点を作らない」というのは、あなたがいう「個性の強い人達」にとっては、あり得ないほど難しいことなんです。でもあなたはそれを「普通のこと」といい、さも当たり前のようにこなしている。それがあなたの強みであり、最強の武器。あなたと同じ武器は、周りの人には使いこなせない、扱えないほどすごい武器。それを存分に発揮できているのが、今いる場所ではないでしょうか。

多分業界の性質上、あなたのようなタイプが増えることはあまりないでしょうし、「個性の強い人達」があなたのいう「当たり前のこと」ができるようになる日もすぐに来るとは思えません。そうだとしたら、そこにイライラカリカリしてもあまり生産的ではないので、「この人たちが苦手にしていて、私が得意にしていることを担う」、つまり、「ここはアタシに任せときなっ!」という気持ちに切り替えると、楽になるのではないでしょうか。

まあ、あまりにも周りのダメさ、だらしなさに疲れてしまったら転職もアリかもしれませんが、みんなが常識人のところに行ったら、あなたは「な~んかつまんないなぁ~」って思うかもしれませんよ。

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有限会社ヒューマン・ギルド 取締役研修部長 公認心理師(登録番号: 29160号) 。日本アドラー・カウンセラー協会認定シニア・アドラー・カウンセラー。日本アンガーマネジメント協会認定 アンガーマネジメント・ファシリテーター 平成元年 三菱電機株式会社 入社。その後、ビジネス誌編集、語学専門学校専任教師など、20年以上にわたるビジネス経験を経て、自身が働く中で壁に当たった際に出会ったアドラー心理学を修得。 現在、日本におけるアドラー心理学の一大拠点であるヒューマン・ギルドにて、アドラー心理学研修講師(企業・自治体、教育機関、個人等)、カウンセリング、書籍執筆などを担当。

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