なぜ芸能人に「精神的な不調」が続発するのか？
来月クランクイン予定だった映画と来春放送予定の主演ドラマを降板したことが明らかになった女優の戸田恵梨香。正式発表はないものの、精神的な不調によるものが原因だとみられている。
ここのところ、芸能界では心身の不調を訴えて長期休養したり、仕事を休んだりするケースが増えている。
女優の深田恭子（38）は2020年春ごろから体調を崩しがちになり、2021年5月に医師から適応障害と診断され芸能活動を休止。復帰までは時間がかかるとみられていたが、約3カ月後にはスピード復帰した。主演映画『劇場版 ルパンの娘』PRのためとみられるが、とても万全の体調とは思えない。
星野源（40）と結婚し幸せいっぱいのはずの新垣結衣（33）も精神的な不調が心配されている。出演するCMのメイキング風景などが先日公開されたが、「生気がない」「顔が違う」「ちょっと老けた」など、ファンからは心配の声があがっている。
また、ここ数年で「パニック障害」という言葉もよく耳にするようになった。
パニック障害とは突然激しい動悸や発汗、息苦しさ、強い不安感に襲われる脳の病気で、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の三大症状があり、100人に2～3人が発症するといわれる。
特にジャニーズ事務所に所属する若手アイドルの間でパニック障害が相次いでおり、活動休止するメンバーたちが続出。
King ＆ Princeのメンバーだった岩橋玄樹（24）は治療に専念するため長い間活動を休止していたが、今年3月いっぱいでグループを脱退した。
Sexy Zoneの松島聡（23）も2018年11月からパニック障害のため2年間活動を休止。2020年8月に復帰したが、それと入れ替わるように同じグループのマリウス葉（21）が体調不良のため現在活動を休止している。
他にも、星野源やKinKi Kidsの堂本剛（42）、元野球選手でタレントの長嶋一茂（55）、お笑い芸人の中川家・剛（50）、アナウンサーの丸岡いずみ（50）、ヘアメイクアーティストのIKKO（59）らが過去にパニック障害となり、自身の経験をカミングアウトしている。
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ストレスや働きすぎ、不規則な生活などが多な原因とされるが、まさに芸能人は症状を引き起こすような生活をしている人たち。良い仕事をファンたちに届けるためにも周りが上手くサポートし、十分注意することが必要だろう。
