再認識されるニッポンの価値。なぜ「日本のリユース品」は海外で売れるのか?

 

日本の誇りを知らしめる リユース

すごく僕が印象的だったのは「普段、日本で生活して、当たり前になっているけれど、身の回りにあるものは世界一だらけなんです。特に、僕たちの一つ前の世代までは、本当に優れたものばかりだったので、それを捨てると言うのはもったいないこと」という湊さんの言葉。

ノコギリなどは今、ヒットしているそうですが、でも最初は売れませんでした。しかしお客様に「それはひいて使うものなんですよ」と伝えると、そこに感動してそれが現地で広まって売れるようになったというわけです。

だから、真摯に現地の人と向き合い、その価値を紐解く。僕はそこで思ったんです。日本の商品の価値は、日本人が決めるものではなく、ちゃんと用途を伝えたりしていけばもっと伸び代があるという事。

そして、実はそれによって新品を買いたいという声が出てきているという事実もあるそうです。だとすれば、まわりまわってそれを作って職人さんに仕事をもたらしているのですよね。

単純に、SDGsの文脈だったり、廃棄するのは勿体無いというレベルだけではなく、商品に付加価値を与える存在としても「リユース」って意味があるのだなと思った次第です。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊145マガジン「腹割って話そうぜ!」まぐまぐ!出張版』2021年8月23日号の一部抜粋です。初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込962円)。

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image by: 週刊145マガジン「腹割って話そうぜ!」まぐまぐ!出張版

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