【書評】「仕事が生きがい」という人はなぜ定年後“危機”に陥るのか

 

定年の本ではありますが、定年について考えるということは、結局、どう生きるのかということに収斂(しゅうれん)していくようです。

人は死ぬまで生きるのですから、組織の中で生きられなくなれば新しい生き方をはじめるしかないのです。

その場所、その場所で楽しく生きていくことが大切であるように感じました。哲学として考えると固いのですが、成功法則と何も変わるところはないのです。

岸見さん良い本をありがとうございました。

【この本で私が共感した名言】

定年で会社を辞めれば、もう会社は何もしてくれません。しかし、本当に怖いことは別のところにあります。会社という組織に属さなくなると、誰からも注目されなくなることです。(p38)

仕事だけに生きがいを感じていた人は、定年を迎え…たちまち生きがいを失ってしまうことになります。(p66)

【私の評価】★★★☆☆(75点)

<私の評価:人生変える度>
★★★★★(お薦めです!ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)

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【著者】 本のソムリエ 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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