他人からの評価を気にすることなく「自分自身を大切にする」秘訣は?

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他者から高く評価されることが生きる目的になってしまうと、心が休まる日がなくなり、人はさらに疲弊してしまいますよね。無料メルマガ『東北の人気メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』の著者である吉田こうじさんは、他人に振り回されず、自分を大切にできるコミュニケーションをとれるような考え方や行動のコツを伝授しています。

他人に振り回されない、自分を大切にするコミュニケーションのコツ

他人から高く評価されることが生きる目的になっているなど、欠乏欲求(特に承認欲求)に囚われ依存していると、他人は全て「評価者」であり、自分は「被評価者」というポジションが無自覚に自分の中に定着することがあります。言い換えるなら「受身的姿勢」であり、この姿勢は「犠牲者(被害者)」のポジションを取りやすくなります。

この「被評価者」のポジションは、家庭にいても学校にいても職場にいても友達といても…周りは全て「自分のことをあれやこれや評価する評価者」ですから、一人孤独な時間以外に心が休まる時がありません。こんなふうに孤独な時間以外に心が休まらない世の中に、敵意や憎しみを抱くようにもなります。

さらに悩ましいのは、他人から評価されることが目的になっていると、その裏側では「ありのままの自分を否定し続けている」ということも同時に起きているということ。自己受容の真逆の自己否定をし続けてますから、劣等感やら無力感やら無価値感がどんどん強化されていって自尊心はダダ下がり状態になります。

でも、他者から評価されることが目的ですから、他人の期待に応えようと限界まで自分を追い詰めて頑張るし、そうやって頑張れば頑張るほど、他人の評価が余計に気になってしまう…。すると今度は「見捨てられ不安」まで新たに抱え込むようになってしまう…。そうやって、人生が全て他人にコントロールされてしまうように感じてしまう…。

「他の人が私のことを評価するのと同じように、自分だって他人のことを自分基準で評価したっていい!」

とは頭ではわかっているのに、気持ちがそうさせない…。それくらい頭と気持ちに距離ができてしまっている…。気持ちが抑圧されてしまっている…。

これってとっても悩ましいことです。

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