■メタバースが注目を浴びている5つの理由
1)VRやARのゆるやかな進化
メタバースが目指している最終状態は「向こう側で生活出来る」という事だと考えています。
なお肉体的な物は現実世界にしか無いのですが、「人格」は仮想空間に用意出来ます。
例えば複数のTwitterアカウントを別キャラで演じていたりとか、インターネット黎明期からある「なりきりチャット」などもそうでしょう。
また現在一つのブームにもなっている「VTuber」などもここに該当します。
つまりメタバース用の人格さえあれば(それが現実の人格と同一であれ、そうではないであれ)社会的な活動を向こう側で行うことは可能です。
その中で大切なのがVRやARが少しづつ浸透し始めたことです。
現在の形が最終形になる事はなさそうですが、仮想空間にあたかも自分が入り込んだような世界に向けては着実に進化しています。
現在の仮想空間の多くは、アバターキャラを「操作する」というUIになっていますが、自分自身が動き回るという感覚をより手軽に持てるようになる道筋は出来てきたのかなと。
2)メタバース上での経済活動の実現(NFTと仮想通貨)
さて「向こう側で生活が出来るようになる」ということは「社会的な活動」が出来る状態を指します。
仮想空間内で経済活動が行われるようになればゴールが大きく近づくのではないでしょうか。
そこで大切なのは、こちらも流行りの言葉でありますが、NFT(非代替性トークン)の登場です。
技術的な説明は省きますが、デジタルデータの「所有証明書」であり、メタバース上で経済活動を行う上でも非常に重要な仕組みになります。
ちなみに「代替性トークン」というのもあり、こちらは主に仮想通貨などを指します。
そして今後の仮想通貨の勃興もメタバース世界実現に貢献をしていくことでしょう。
メタバース上での世界では暗号通貨を中心に経済活動が行われることが想定されます。
(Second Lifeの時もリンデンコインというのもがありました)。
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