我が子がいじめの“加害者”に。友人を無視するのはなぜなのか?

 

パピーさん、お返事ありがとうございます。

子供が友達を無視する。その問題をどうにかしたいと悩んでいましたが、自分に原因があって、それも私の生い立ちも関係している事もあり、解決って難しいだろうな…と思ってはいたのですが、

「もしかして『ごめんね』や『ごめんなさい』が難しいって事はないですか?」とあって、実はその通りで、私は謝ることがとても苦手で、仕事以外では自分から謝ったこと…無いかもしれません。

「無視をする」という事が問題なのだと思っていましたが、非を認めず謝らない自分がより問題を大きくしてしまい、娘も私そっくりになりつつあるんだ、と分かりました。

ただ、父・母と関係修復は、私にはハードルが高すぎると思いました。でも自分ができない事を子供にしろとは言えないし…。

悩んで悩んで、でも結論が出ないので、娘に相談してみました(娘の事ではなく、自分の問題として)。

娘に相談するのも初めての事でしたし、なぜ親と絶縁状態なのかも話したことはありません。

すると娘は「自分が悪いと思ったら、謝らなきゃだよね。もし怖かったら私も一緒にいてあげるからさ、今、電話してみたら?」と言いました。

私は(人の事だとしっかりした判断ができるのね)と少しおかしかったですが、娘の「今、電話してみたら?」という軽いノリが背中を押してくれて、その場で電話をすることになりました(時間的に父は仕事でいない事はわかっていました)。

電話をしてみると母はとても驚いていましたが、娘もそばにいる事を伝え「じゃあ、テレビ電話で話そう」という事になって、約1時間。

娘がいてくれることでクッションになって、いろんな話をしましたが、最後には「私のワガママでお母さんには嫌な気持ちをさせたと思うけどゴメン」と言う事が出来ました。

母はそれについては何も言わず「電話もらって嬉しかった」と涙を流してくれて「良かったら今年のお正月帰ってこない?」と言ってくれました。

「えっ」と即答できずにいたら娘が「行くよね。ママ。私も行くからね」と言って、お正月に帰る事。帰ったら父にも会う事が決まりました。

電話が終わってから、体の力が抜けて、どっと疲れましたが、今までの背負っていた重い荷物をやっと下ろせた思いでした。

そして娘が「おばあちゃん、泣いてたね。ママも泣いてた。でも二人ともうれしそうだったね」と言ってくれました。

娘には「ママ、1人では電話なんてできなかったと思うから、あなたのおかげだよ。ありがとう」と言うと、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

そしてその日から、娘の表情が明るくなって、会話が急に増えたように感じています。

お正月に父にお詫びと感謝が言えたら、又、ご報告させてください。

今から緊張していますが、勇気を出して一歩踏み出すことでこんなにすがすがしい気持ちになれる事を今、本当に嬉しく思っています。

娘がそれを傍で見て、何か感じてくれるといいな、と思います。

一応、途中経過です。

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