日本企業でも年功序列ではないところが増えてきていますが、出世を重ねていくと、その途中で“年上の部下”ができてきます。やりにくいと感じる人が多いかもしれませんが、そうは言ってられませんよね。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、そんな悩みを抱える人のために、年上の部下との上手な付き合い方を教えてくれます。
年上部下との付き合い方
順調に出世を重ねると、必ずどこかで自分よりも年上の部下と仕事をすることになります。特に外資だと年功序列という概念が弱いので、課長クラスあたりで年上の部下ができたりします。
この関係がやりづらいと悩む人がいるみたいなので、今回はこのテーマで書いてみようと思います。
上司が年下、部下が年上というのは、部下にとってもやりにくいんですよ。自分よりも年下なのに、役職は上なわけで、腹が立ったりやっかんだりという感情が立ち上がりそうになるんですね。もちろんそれは非常識だと分かっているわけですが、釈然としないモノが残るのは仕方ありません。
そんな時に、年下の上司が、タメ口または命令口調で、
■ ○○をやってもらわなきゃ困るんだから、早くしろよ
みたいな言い方をしたら、誰だってムカッと来ますよね。
心証的には、年上の部下の人の方が、可哀想な存在だということに気が付かないとならないのです。
上司が年下で、自分よりも高い給料をもらって、おまけに権限まで大きいという腹立たしい状態で、そこに加えてタメ口を叩かれたら怒りの感情を持ちたくなるのは当たり前ですよね。
ですからこの場合は上司の方が、部下に気を遣うのが正しい在り方なのです。
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