年金収入も確定申告が必要?対象になるのはいくら以上の受給者か

 

さて、この男性は平成30年5月3日に65歳になりましたが、65歳になるとそれまでの「特別支給の老齢厚生年金」から、新しく老齢厚生年金と老齢基礎年金としての年金が始まる。

ただし、老齢厚生年金と老齢基礎年金の年金を増やすためにしばらくは受給せずに年金を繰り下げ中としました。

繰下げは1ヶ月遅らせるごとに0.7%ずつ増えますが、最低でも66歳に到達するまでは待たないといけない。たとえば66歳になる前の65歳8ヶ月とか中途半端な時に繰下げ年金8ヶ月分を増額させるというのは不可。

先に老齢基礎年金を計算。

老齢基礎年金は20歳から60歳前月までの480ヶ月間の間での被保険者期間で見る。

この男性は20歳から60歳まではずっと厚生年金に加入していた。

・老齢基礎年金→780,900円(令和3年度満額)÷480ヶ月×480ヶ月=780,900円

・老齢厚生年金(報酬比例部分)→この部分は65歳前と変わらず1,873,125円

・老齢厚生年金(差額加算)→定額部分781,440円ー780,900円÷480ヶ月×480ヶ月=540円

加給年金は妻が2歳年上ですでに妻が65歳になったので消滅したとします。

——

※ 補足

差額加算の計算は、定額部分から基礎年金に移る時に生じる差額を意味します。

——

よって、年金総額は老齢厚生年金(報酬比例部分1,873,125円+差額加算540円)+基礎年金780,900円=2,654,565円

この年金を65歳から75歳までの120ヶ月間繰下げします。

そうすると、計算を短縮しますが2,654,565円+2,654,565×84%=4,884,400円(2ヶ月分の年金814,066円)

あまりお目にかかれないほどの年金額になりましたが…84%の繰下げって強力ですね^^;

75歳になる令和10年5月3日の翌月6月分からの年金となります。

年金アドバイザーHirokiさんの役立つメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

print
いま読まれてます

  • 年金収入も確定申告が必要?対象になるのはいくら以上の受給者か
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け