年金受給額は増やせる。「未納が多くて不安」な中高年でも増額できる方法とは

 

さて、前置きが長くなりましたが、未納の問題を考える時は国民年金第1号被保険者期間の部分を見る事になりますが、自営業などの期間やフリーターなどの期間が長い人であれば、その人が保険料を滞納し続けるという事はあります。

さらにバブルが崩壊して以来は会社も経費削減のために非正規雇用者を多く雇うようになっていったので、そういう期間が長かった人が今まで未納が多かったという事もあります。

振り返ってみると平成に入ってからは、バブル崩壊や金融危機、リーマンショックなどの大きな不況があったりしたからですね。

今で言うとコロナショックもそうですが…

そのような不況が訪れると、滞納が増える傾向にあります。

失業率も高くなってしまうとどうしても、保険料を支払えない…という事態に陥るからですね。

そういう時のために国民年金免除制度が用意されているのですが、市役所に申請をせずに滞納のままという事もあります。

しっかり免除を利用しましょう(特に大きな病気や怪我などにあった時に、免除期間がとてつもない力を発揮する)。

過去の年金記録に未納が多いと当然ながら、将来に受け取る年金額は少なくなります。

「過去になかなか年金保険料を支払うどころではなった」とはいえ、中年以降になってくると徐々に老後が気になり始めます。

40~50代になってくると、今からでも将来の年金を増やせないか?という相談が増えてきます。

そのような場合にどういう事をして年金を増やすかの事例を考えてみましょう。

【関連】年金受給資格のなかった人が年金を貰えるようになる「特例」とは?

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