その一方で、契約を守らない、約束の時間に来ない、お金を振り込まないと納品しない、武力で領土や資源を奪い取る、というのが常識の国も存在します。
それぞれの環境によって常識は変わるので、日本の常識は世界の常識であり、外国人から見れば日本は馬鹿でもあり、素晴らしい国であるとも言えるのでしょう。
ある中国人留学生は、日本に来たばかりのとき、駅のホームで並んで待っている日本人が馬鹿に見えたそうです…降りてくる人も押しのけて電車に乗り込んだ。毎回、席に座ることができたそうです。けれど、ある日、同じように行動するライバルが誰もいないことに気がつきます(p244)
表面的な歴史ではなく、私たちの祖先がどうやって生活していたのだろうと考えてみると、歴史というものはとてもおもしろいものであるとわかりました。
私たちの祖先が作ってくれた日本という国を作り、争いがあれば日本を守るために命をかけて戦ってくれました。私たち子孫のできることは、そうした日本を守り、継承していくことなのでしょう。
本書の最後に、九州の知覧から出征した特攻隊員の遺書を載せているのは反則技で、涙が出てきました。
小名木さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★★☆(86点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(お薦めです!ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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