チョ氏の医専院入学が取り消されれば、医師免許も剥奪される見通しだ。保健福祉部の関係者は「国家試験に合格して医師免許が発給されたとしても、医科大学または医専院を卒業できなかったり、学位が取り消されたら、医師免許の資格要件に欠陥が発生したもので、医師免許を取り消すことができる」とし「釜山大学の医専院入学取り消しが確定した後に(現在チョ・ミン氏が所持している)医師免許を取り消すことができる」と述べた。
チョ氏は昨年2月、韓電(韓国電力)傘下の韓電医療財団が運営する韓電病院にインターンとして合格したが、同年12月、明知(ミョンジ)病院応急医学科専攻課程には不合格となった。今年1月、チョ氏は国立大学病院の慶尚(キョンサン)大学病院応急医学科専攻医の追加募集に志願したが脱落した(落ちてしまった)。尹錫悦の登場の前から、徐々にではあるが民心の高まり(不正のあった人に医師免許を与えるべきではない)があったことがうかがわれる。
釜山大学正門前では、市民団体「正義の人々」が主催した「チョ・ミン入学取り消しデモ」がずっと行われていた。これから人生を始めようという若い女性が、その第一歩目から挫折することに対してはかわいそうだなという気持ちも大きいけれど、しかし彼女のせいで入学できなかった子がいるわけで、そういう不正がこの医専院だけではなく、その前の大学や大学院でも繰り返されてきたことを考えると、厳しい措置もせんかたなしと思う次第だ。
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