旭川凍死事件と八王子市不登校事件。2つのいじめ事件に共通する悪しき習慣

 

いじめなんかない方が良いに決まっています。ですから、新しいクラスで、いじめられないための対策をとっておくことも、かなり効果があります。

まず、子供自身による仲間づくり。集団の力を利用することだと思います。

現在のいじめの大半は、一人の子を集団でいじめるという形態です。集団に対抗するには、個々で対抗するのではなく、集団で対抗することが効果的です。友人、仲間が多ければ、いじめられることは少なくなります。

ただ、そうは言っても、人見知りする子もいますし、孤独を好む子もいます。小学生の間は、保護者は学校でのお子さんの様子を頻繁に見ることをお勧めしたいと思います。直接、お子さんから学校の様子をこまめに聞いておくことは大切だと思います。

しかし、あまり話してくれない子もいますよね。そんな時は、学校に様子を見に行って頂きたいのです。

ただ、コロナ禍ですので、学校が見学することを認めてくれないこともあります。

その場合の次善の方法としては、「ママ友」から情報集めということになりますでしょうか。ママ友のお子さんたちからの情報を集めようと試みることをお勧めしたいと思います。

その結果、何事もなければとりあえずは安心です。状況が変わる場合もありますので、定期的に情報を集めるなど、意識を広げておくことは大切です。

個性的であることはとても大切なことだと思います。ただ、小学生ぐらいですと、極端な悪目立ちにならないことも必要です。

例えば、クラスの中で一人だけ毎日遅刻して登校する。いつも、何かを忘れて周りの子から借りまくるみたいな状況ですと仲間外れになったり、いじめを受けやすくなったりすることもあります。

やはり社会通念上のルールから逸脱しすぎている場合には、保護者が手伝ってあげたりして、徐々にで良いので様々なことが一人でできるようにしてあげて欲しいと思います。

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