貧しくなった日本復活には“健全な”金権政治と「族議員」が必要な訳

 

■編集後記「締めの都々逸」

「金と政治は 切っても切れぬ うまくつなげて 国益に」

国内でお金を回しましょう。国内で自給自足できるように産業を保護しましょう。日本が豊かになったら、議員にメリットが生れるような仕組みを作りましょう。

現在の日本は、中国を豊かすることが儲けたいという勢力の方向に従った結果です。この動きは、政府・官僚・財界が連携して行いました。米国も日本を素通りして中国に投資して儲ける政策を選びました。その動きに、日本も追随しました。日本を貧しくして、中国を豊かにして儲けよう戦略に、なぜか日本も嬉々として参加したんですね。

恥ずかしながら、私自身もグローバリズムの推進が正しいことだと思っていました。でも、コロナで目が覚めました。「あれ、何のために、中国生産と中国市場進出を進めたんだっけ?儲けるためだったのに、儲からなかったよね」という事実に気がつきました。

更に、この体制を構築するために、様々な戦略が展開されていたんですね。その一つが、政治と金の問題です。日本国内で政治と金を分離してしまう。それで日本の政治を形骸化し、政治家を親中に取り込んでしまう。見事にやられました。我々も気がつかなかった責任があるよね、とも思っていますけど。(坂口昌章)

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