こうしたアイデアは、おばちゃんたちの女子会で生まれることもあります。いわゆる、3時のお茶の時間ですが。
ワイワイ、ガヤガヤ。歳は取っても、女子は女子。おばちゃんたちの楽しい時間です。
「今日はおかず何するん?」
「病院はどこがええ?」
このおしゃべりが、パワーの源。アイデアを生み出すヒントともなっているのです。
ワークショップから始まり、1年後にはブランドを立ち上げ、工場で量産化するようにもなりました。
この奇抜とも言えるファッションブランドは、いまや芸術祭に出品するまでになっています。
ブランド名「NISHINARI YOSHIO」。
深い意味は無い名前ですが、西成のおばちゃんたちが、面白おかしく、楽しく創り出している、素晴らしいファッションです。
世界に広がる可能性も見えています。創造に、年齢制限はないのです。
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