岸田首相の大誤算。「統一教会に国を売った政治家」の“国葬”が総理の首を締める

 

「安倍流改憲」は尻窄みに

こうした流れの中では、参院選で「改憲勢力」で3分の2超の議席を占めたのだから、自民党はいよいよ改憲に本格的に手を着けるだろうといった一時有力視された観測は、急速に萎んでいくだろう。

そもそも岸田本人は改憲に熱心というわけではなく、目の上のタンコブのような安倍とその最大派閥をおとなしくさせておくために、「決して改憲を忘れてはいませんよ」というリップサービスを繰り出していたのだが、今やその必要性は消滅した。

しかも、安倍が在任中に唱えていた「改憲4項目」は、はっきり言って幼稚極まりないもので、

  1. 自衛隊の存在明記
  2. 緊急事態条項
  3. 参院選の合区解消、
  4. 教育の充実

――の各項目の相互間には何の論理的関連もなく、単に「この辺りなら何とか野党を引き込んで改憲に漕ぎつけられるかな」という屁っ放り腰のお試し改憲のリストにすぎない。改憲と言う以上は、それによってどういう国家像に転換するのかのイメージを与えなければならないが、安倍にはそんなものは何もなく、ただ「とにかくどこか1カ所でも替えてみたい」という目的と手段の倒錯が特徴だった。これでは自民党内でも反対論が燻るのは当たり前だろう。

特に1.は、現在の1項2項はそのまま手を着けずに置いておき、3項を付け加えて自衛隊の存在を明記するという9条加憲論で、これは日本会議の伊藤哲夫=日本政策研究センター所長が思い付いて「どうだ、名案だろう」と安倍に吹き込んだもの。何が名案なのかと言えば、こういう打ち出し方をすれば、社共などの護憲派は一瞬戸惑って怯み、民進党内の保守派はそれくらいの改憲なら賛成しようかと誘い出され、安倍と共に改憲に進むことに及び腰の公明党は逃げられなくなるからである。しかしこれは余りにも安易な政局技術論であって、国のあり方をめぐる真剣な議論からはかけ離れている。

この安倍=伊藤案の馬鹿馬鹿しさは、実は多くの自民党員にとっても明らかだったが、安倍が力を保っている間はなかなか正面切って批判することができずにいた。安倍がいなくなり、その旗を同じ熱心さで掲げる者も不在である中で、岸田を含め多くの者はその呪縛から解かれることになろう。もちろんそれで改憲策動は鎮まるというのではなく、一方では同党が野党時代の2012年にまとめた正規の「憲法改正草案」に立ち戻って本格的な改憲を目指そうという志向が強まることをより一層警戒する必要がある。

● 自民党改憲草案:日本国憲法改正草案(現行憲法対照)

しかし他方では、改憲そのものが国民にとって何ら切迫した課題ではなく、政治がそれに莫大なエネルギーを注いでいる暇などないという現実論も、遠慮なく語られ始めることになるのかもしれない。

(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2022年8月22日号より一部抜粋・文中敬称略。全文はメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』を購読するとお読みいただけます)

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早稲田大学文学部卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。現在は半農半ジャーナリストとしてとして活動中。メルマガを読めば日本の置かれている立場が一目瞭然、今なすべきことが見えてくる。

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