ただ、この立場の逆転が大変なことの上位にあがっていることは事実でしょうし、それが起こりやすくなっていることには実務的には注意が必要でしょう。なぜ起こりやすくなっているかというと
- 年功序列よりも実力主義(抜擢人事)
- 定年後再雇用
が増えているからです。
それとともに「部下になった元上司からの暴言」によってうつ病になり、その暴言がパワハラと認定されるようなトラブルも増えています。そういったあまり好ましくない人間関係は仕事のパフォーマンスにも影響します。
これはどちらかが一方的に悪いという意味では決してなく、おそらく本人たちも接し方に戸惑っている場合が多いと考えられます。そこで、なんらかの対策を行ったほうが良いでしょう。
ある一定期間はまわりや人事部が一緒になってフォローするとか、定年後再雇用であれば対象者をまとめて研修をするとか(「年下の上司との付き合い方」のような)何かしらの対応が必要かも知れませんね。
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