会員メンバーは大企業や金融機関などのトップが多いのですが、彼らが心配しているのは、どこに自分の資産を保全したらよいのか?という事です。
これは現在の世界中のお金持ちの心配です。
インフレ懸念で通貨に信用がおけなくなっています。株式や土地もどこの国のものが安心なのか分からない。どうすればよいのだ?と心配しているのです。
不安が高いとき市場は過剰に反応することがあります。
ちょっとした予想外の情報が引き金となって市場が暴落から恐慌に発展するような事がありえるのです。
日本の金融政策の変更もそういった暴落・恐慌の引き金(トリガー)を引く可能性は十分にあります。
記事は以下のような人の言葉も紹介しています。
S&Pグローバル社の元チーフエコノミスト、ポール・シアード氏は、「誰も、おそらく黒田氏でさえも、日本銀行が次に何をするのか分からない」と語った。
外交問題評議会の研究員であるブラッド・セッツァーは「可能性は低いが日銀の急激な反転は世界に予想を超えた衝撃を与えるだろう」と言う。
世界から「資金を供給してくれる大国」と思われていた日本。
その日本が変わりそうだ、という関心と不安は我々、日本人が思う以上に高いのです。 (この記事はメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』1月8日号の一部抜粋です。この続きをお読みになりたい方はご登録ください。初月無料です)
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