つまり商売っていうのは、困っている人をみつけて自分が困っていないことを提供することで、
・困っている人から安く買って
・(別の)困っている人に安く売る
これだけだって言うんですね。
じゃあ、何でユダヤは困っている人から安く買えて、困っている人に高く売れるか?っていうと、彼らは民族をあげて困らない仕組みを持っているからだ、っていうんですね。
ユダヤの民っていうのは、デフォルトで、常に困ったことがあると支え合う、っていうことを決めてたり、ないしは、何か困る様なことが起きたら瞬時に、「これ、困ることが起きるぞ」っていうことを、こいつだったら他の人に言わないから教え合うみたいに、絶対に他に秘密を漏らさないから信頼に基づいて困らないために情報を共有できる、っていうことだったりとか、「この人は信頼できるから、この人を助ければいつか返してくれるから支え合う」っていう仕組みが出来ているので、彼らは困らない。
だから、自分たちが困らないっていうことを前提に、例えば、いま皆、世の中どうなるか分からないから、貯金を一銭も崩せないな、っていうことを思っているかも知れないけど、ユダヤの民は、「俺がもし困ったら一時的に他の人が支えてくれて、将来的に、その恩を倍返しすれば良いから」って言って、貯金を切り崩してでも困っている人から物を買い上げて、困っている人に高く売ることで、感謝されながら、お金を増やすことができる。
これって、すごくオンラインサロン的だなと思っていて。
僕たちは困らない仕組みっていうものを全力でつくって、信頼しているから情報を共有しあったりとか、その人だったら将来支えなおしてくれるからっていうことで、安心して冒険ができるとか。
今度困っている人に感謝されながら安く買う、困っている人に感謝されながら高く売る、ここが多分、日本人がやりにくいと思っている部分だと思うんですね。
そこの部分のトリガをうまく外せる様になってくると、僕たちオンラインサロンの人達っていうのは、感謝されながらきちんと儲けて、で誰かが儲けると今度は他の人を支えられる様になるので、より民族同士が困らない様になるから、困っている人をより支えられるし、その中で、自分たちも他の人よりも儲けられる様になるからより支えられる様になる、というユダヤの真実でした。
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