子どもが「肉体的」「精神的」に逞しくなる、正しい「無理」のススメ

 

「正しくない無理を続ける子どもが多すぎるが、この連鎖を断ち切るには勇気がいる」。メルマガ『サッカー家庭教師:谷田部のブログでは書けない話』の著者でサッカーの悩みを改善する動画(谷田部真之助.net)でも活躍するサッカー家庭教師の谷田部さんはこう語ります。なぜ、正しくない無理はなかなか断ち切れないのか? そして、本当にやるべき“正しい無理”とは? 多くの選手を指導した経験を持つ谷田部さんが解説します。

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正しくない「無理」とは?

最近の子供たちは簡単に「無理」という言葉を発します。

トレーニングの上で本当に上手くなるには正しい「無理」の継続が大切です。

今日はそんな正しく強くなる「無理」と正しくない「無理」について書いていこうと思います。

正しくない無理とは、チームのコーチやチームメイトとの人間関係の我慢です。理不尽かつ、扱いがぞんざいなどもっと言えば、上手くならないチームやスクールを我慢して通う。

ある意味”根性論”に見えますが、あくまでもチームやスクールというのは、お店と同じです。まずい。美味しくない。と思うところにわかってて通う理由がないのであれば即刻「無理」を除外すべきです。

正しくない「無理」を続ける人が多すぎる

この正しくない「無理」の連鎖を断ち切るのはかなり勇気がいるようです。なぜなら「周囲の目が気になるから」「周囲と違うことをすることが怖いから」というのが理由のようです。

正しくない無理ほど中毒性があるのでしょうか?

周囲と違うことをしなければ周囲に差をつけることはできません。

たとえ周囲に友達がいようがいまいが、最終的にサッカーの進路は一人で行くことになります。こうした目に見えない、自分にプラスにならない「無理」であればもっと違うところにその忍耐力を注力する必要があります

こうした忍耐力を正しい「無理」に注力できればかなり一気にサッカーが変わると思います。きっと正しい努力の方が我慢すればするほどリターン(成果)が確実にありますから、、、

正しい「無理」とは?

正しい無理とは、自身の限界を越えるためのトレーニングです。自分自身の限界を越えるためのトレーニングというのは、大変にきついものになります。本能的にもこれを抑圧しがちです。なぜならとびきりにきついからですw

例えば、筋トレであれば自分の中でもう無理、、、、と思ってからのあと一回が大切だったりします。

サッカーの場合であれば、ダッシュなどの練習やランニングの練習、フィジカル、アジリティトレーニングですねどうしても自分だけだとある程度の強度で緩めたくなります。

これをもう一歩越えれば、さらなる今の限界を超えた自分に出会えるというのに、、、、

環境に耐えるくらいであれば自分自身の限界を越える方に忍耐力を使う

今の人間関係に我慢をし続けるその忍耐力を自分自身の限界を越えるための忍耐力に全力シフトする。そうするといつの間にか、今の人間関係が全て解決します。なぜなら圧倒的にサッカーが上手くなるから、、、、

周囲が認めざるを得なくなるからです。そして圧倒的な力を身につけると、そうした人たちのことすら気にならなくなります。

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