ステルス侵略が「見える侵略」になっても何も動じぬ統一教会
そこで今回は最後に、世界日報の記事をもうひとつ紹介しておこう。
論破祭りの参加者が教えてくれたのだが、皇位継承に関してあの愚にもつかない令和の「有識者会議」の報告書が出た後、世界日報はこんな記事を出していた。
男系固執も、「旧宮家復帰」(正しくは「旧宮家系国民男子の皇籍取得」)も、そしてこれこそが伝統だという意見も、全ては統一協会の主張なのだ。
もはや男系固執派は全員、統一協会の手先にしか見えない。
統一協会は何も変わっていない。「ステルス侵略」がバレて「見える侵略」になっても何も動じず、今もなお日本の政治の中枢に食い込んで侵略を続けている!
それなのに統一協会に対する世間の関心はすっかり薄れ、統一地方選挙においてもほとんど論点に上がらない始末だ。
毎度毎度思うことだが、日本人の平和ボケは本当にどうにもならない。
何があっても、いつまで経ってもボケ続けている!
(『小林よしのりライジング』2023年4月11日号より一部抜粋・文中敬称略)
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